日本QA研究会 教育委員会 GLP教育検討班では、「GLP担当者養成講座」として、QAU初心者を対象としたBasic Training CourseおよびQAU経験者を対象としたAdvanced Courseをそれぞれ年1回開催しており、ご好評いただいております。
今回は、2006年3月2日〜3日に浜松ACT CITY研修交流センターにて開催予定の第12回Advanced Courseのご案内をさせていただきます。今回も第9回、第10回、第11回に引き続いて「QAUスキルアップトレーニング」をテーマとし、4つのセッションにおいて演習問題をグループ討議して回答を作成していただくほか、ベテラン講師(今回は、橋爪武司先生
<元 第一製薬>と井筒稔先生<ボゾリサーチセンター>)に解説していただきます。従来と同様に本講座の目的は演習問題に対する正解を求めることではなく、グループ討議や講師の先生方からの解説を通して、日頃の業務に役立つQAUとしての考え方や手法を身につけていただくこととしています。
プログラムの概要は、以下のとおりです。
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オープニングレクチャー |
「複数場所試験におけるQAUの重要性」 |
セッションI |
「調査の観点・展開」:演習問題での設定からQA調査の観点を見出し、いかに展開していくかを討議する。 |
セッションII |
「良い指摘方法」:指摘しなければならないような場面で、ロールプレイング方式によりQAU役と相手役を演じながら、理論の展開を図る。 |
セッションIII |
「より良い指導&是正措置事例の検討」:QAUの指摘事項、試験責任者等の回答に対して、GLPの観点からその適合性を討議し、適切な指摘方法やその回答を考える。 |
セッションIV |
「組織エラー」:組織の中でいろいろな要因が複雑に絡み合って発生する事故(ミス)についてその未然防止策を討議し、第三者の立場で関わるQAUの姿勢について考える。 |
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なお、第11回のAdvanced Courseの開催報告については、当HP更新履歴に掲載されておりますので、ご参考になさってください。 |
詳しいご案内および受講申込書をGLPおよびGCP部会会員に2006年1月20日頃にメールにてお送りしますが、日本QA研究会の登録法人に所属されている方であればどなたでも参加していただけます。今回は定員を50名とさせていただきますので、受講ご希望の方はお早めにお申込みください。皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。 |